2011年09月22日

大阪ディープめし(2)

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串かつ屋でたらふく食べた後、ゆっくり呑める店に移動しました。
なんて書くと、どこかのショットバーにでも行った感じですが、
実際は「やっこ」の斜め前にある雰囲気良さげな居酒屋「半田屋」です。

この店は大当たりでしたよ。
古き良き新世界の雰囲気が色濃く残ってます。
コの字のカウンター内は煮込みの鍋や関東炊きの鍋、ビアサーバー、
総菜が並んだネタケースなどが使い勝手良さそうに並んでいます。
それはまさに居酒屋コックピット。

そのカウンターの中を、らもさんそっくりなお兄さん(顔もしゃべりも)と、
B.B.クイーンズの坪倉さんの30年後みたいな可愛いおばちゃんが、
まさに掛け合い漫才みたいな会話で楽しませてくれます。

今でこそ、誰もが普通に串かつを食べに来ているジャンジャン横丁ですが、
20年以上前は足を踏み入れるにも死ぬほど勇気がいる街だったのですよ。
なんてったって、顔も服装も全体的にアースカラーでコーディネートされた
おじちゃんたちがね、大勢昼間っから路上で寝てるんですよ。
それだけの人が寝てると、そこはもうおじちゃんたちの寝室だったりする訳で、
そんなところに、よそから来た人間が踏み込める訳ないじゃないですか(笑)

それでも恐いもの見たさで、たまに冒険していましたけどね。
今ではそんなおじちゃんたちも殆どいなくなっちゃたし、
昔からあった飲み屋の半分以上は、おもちゃみたいな外見をした、
新世界ソウルを微塵も感じさせない店に変わってしまいました。

タイトルで「大阪ディープ」なんて言ってますが、
もうこの新世界にディープな雰囲気はほとんど無いです。
埋もれてしまいました。完全に埋め立て地です。
入りやすくはなりましたけど、面白くは無くなちゃいましたね。
しょうがないことではありますが...

えー、話は戻りまして...半田屋ですが、
実はこの店に入ったもうひとつの理由がありましてね、
看板に「名物 天ぷら」って書いてあったのですよ。

ここなら、紅生姜の天ぷらが食べられるはず!

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これこれ!
ちょっと前に「美味しいフライド・ピクルスが食べたい!」と騒いでいましたが、
日本における、それの代用品はこの「紅生姜の天ぷら」だと思います。

厚切りにした紅生姜の天ぷらなんですが、これって関西だけのものですよね。
広島から来たみっちゃんも「何これ、おいしいおいしい」と喜んでいました。

大阪っぽいものが食べたかったので、さらに「さらしくじら」と「関東炊き」を注文。
どれもこれも安いのにウマいです。
酎ハイが300円だし、紅生姜の天ぷらは1人前100円ですよ。
(上の写真は1.5人前...少し食べた後だから)
もう、余裕で「せんべろ」イケますよ。

串かつでお腹いっぱいと言ってたみっちゃんもパクパク食べてます。

そんなみっちゃんも学生時代は大阪に住んでいたのですが、
新世界に来るのはこの日が初めてだとか。
当時は周りの友達に「あんなとこ近づいたらあかん」と言われていたそうです。

その日も、実はジャンジャン横丁の入り口で、
すごく顔がおかしいおっちゃんを見つけて
「あかん、えらいとこに連れて来られてしまった」と思った...
と、かなり酒が入ったところで告白していました。

もー、そんなん見つけたんならオレにも教えてくれよー
ものすごく見たかったわ、顔がおかしいおっちゃん。

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おっちゃんの想像図(フィリップ・ガストンみたいな感じか?)

かなり酒が入ったと言えば...

数年前まで「一定量の酒が入るとエロ話しかしない」が常識だったオーナーが、
今回は「ふたりの娘の話と、エロ話しかしない」になっていました。

新世界に来る前にオーナーの娘たちと初めて会ったのですが、
これが良い子なんですよ。

上の娘は素直だし。下の娘は雰囲気ありますしね。
人見知りなんですけど、初対面のときの顔がまるでリアル奈良美智作品。

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ね、かわいいでしょ。
お別れする時にはかなり慣れたみたいで、
はにかみ笑いでバイバイと手を振ってくれました。

そして数時間後...
オレの横で酎ハイ飲みながら嬉しそうにエロ話してるオーナーを見て、
二人とも親父に似ないで清らかに育ってくれるといいなと思ったのでした。

夜はふける...

posted by コリスケ at 18:21| Comment(0) | 外食
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